フランソアグループは製パン事業から始まり、菓子、麺、弁当など、創業70年で食の総合カンパニーへと成長して参りました。インストア・ベーカリーと呼ばれる食品スーパーの中でのベーカリーストア、大手コンビニエンスチェーンでのパンベンダー事業など、業務提携の形でも事業領域を拡大しています。その他、生花事業や海外事業など、新規事業にも積極的に取り組んでいる企業グループです。

様々な事業の根底にあるのは、「ヘルシーで美味しい商品でお客様に感動を届ける」ことであり、健康をテーマにした商品によって、価格ではなく商品力で勝負していく姿勢です。当社では、食物繊維の研究に代表されるように、他社に先駆けて健康をテーマにおいしくてヘルシーな商品を提供し、お客様の食の安全を守る会社として発展して参りました。

この企業姿勢は、従業員の皆さんの環境をより良いものにしていくことでより強化できるものだと考えています。流通先進国であるアメリカでの視察や、本場フランスでのパン研修など、日々の業務に収まらない環境をフランソアグループでは提供しています。

また、事業の利益追求だけではなく、食という地域に密着した事業であるからこそ、食品ロス対策やプラスチック対策、熊本地震義援金や長崎での森林保全、ハイブリッドカーの導入など、地域や環境の問題にも取り組んでいます。

今後、さらなる安心と信頼をお客様に持って頂くために、3つの経営理念、3つの企業理念、6つのこだわりに則り、新しいことにチャレンジし続け、お客様へ「健康・おいしさ・感動」をさらにお届けしていきます。

そのためには、九州に拠点を置く企業グループとして、さらなる発展を続けるアジアを常に視野に入れておく必要があります。近隣アジアのさらなる発展に当社も寄与し続けるとともに、年々深刻化していく環境問題への取り組みも同時に行っていく必要があります。

会社の理念に共鳴し、時代とともに様々に変わりゆく環境の中でチャレンジし続けることができる人材と一緒になって、フランソアグループの未来を共に作っていきたいと考えています。

フランソアグループでは、従業員に「創造的業務」を行うことを求めています。「創造的」とは、何も新商品や新規事業を生み出すことだけではありません。環境問題に配慮した脱プラスチックの取り組みや、再生可能エネルギー活用の仕組み作りなど、地域社会の一員としてなすべきことも多くあり、日々の業務の中でも「創造的」な視点は重要です。

つまりは、どのような業務でも目の前のことに熱意を持ち続け、失敗を恐れずチャレンジし続けることこそが「創造的業務」の基本であると考えます。このために、当社ではグループの各拠点で業務経験を積んだ後に部署に配属するという新しい採用形態を実施しています。

「食べ物が好き」な方々が相集い、一緒に仕事をする中で、各々の経験や実績を共に育んでいくことがフランソアグループの明るい未来を形作ります。皆様にお会いできることを楽しみにしています。